第2話「ドキッ!釣り人だらけのバトル大会!(進化もあるよ)」
「どこだよ、ここ。」
「何の見当もつけずに歩くからだ、バカモノ。」
いやぁ、俺はロゥ。俺達は前回発見したピカチュウを捕まえたはいいが・・・迷っていた。
「うるせ~な。バット、もう一度回ってみてくれ。」
「ズバッ」
「そうやってバットばかりに頼るな。」
「じゃあ、お前は何かできるのかよ。」
「・・・できないけど。」
「あーあ、ここらに詳しいやつがいたらなぁ。」
「お前はバカか。ピカチュウを出せばいいではないか。」
「あ、そっか。いけ、ピカチュウ。」
「ピカッ」
「出口へ案内してくれ。」
「ピカッ」
「待て、バットはいいのか?」
「じゃ、待つか。」
しばらくして・・・
「ゴルバッ」
一匹のゴルバットが戻ってきた。
「ん?ゴルバット?・・・まさかお前・・・バットか!」
「ゴルバッ」
そうだぜ、と言わんばかりに鳴いた。
「お前がバットばかり使うからもう進化したではないか。」
「ん~、さすがに早すぎるな・・・いくらなんでも早すぎるだろ、作者。」
すんません・・・
「まぁいいや、行くか。」
・
『ヒンバス大量発生!』
ある町に着くと、このような看板があった。
「ヒンバスっていやぁ、珍しいポケモンだよな・・・」
「つりざおを持っているのか?」
「借りればいいだろ。」
町を探索すると釣り人満載の川を発見したロゥ。
「あのぉ~。」
「なんだい、坊や」
「つりざおを・・・」
「坊や、挑戦するんだね。」
「えっ?」
すると一人の釣り人の後ろから何にも釣り人が現れた。
「私達全員を倒したら、釣り場とつりざおをあげよう。」
「え、えぇぇぇっ。どういうこと?」
「ではいくぞ。トサキント!」
「・・・まぁいいや。いけ、ノガ!」
・
「うわぁ、ドジョッチ~」
「よし最後の一人だ。」
「ここまできたか。」
「ん?ノガ?」
「キノッ」
キノココが光りだした。すると・・・
「ガッサ」
「うぉぉぉぉっ。キノガッサに進化した!」
「ふふふ、面白い。いくぞ!」
「いけ、ノガ!」
「いけ、キバニア!」
他の釣り人はトサキントなどを使っていたがこの釣り人は一味違うらしい。
「キバニア、かみつく!」
「ノガッ」
「くそ、ノガ!覚えているがわからんが・・・気合だ!マッハパ~ンチッ!」
「キ、キバッ」
「よっしゃ、こうかばつぐんだぜ!」
「そうかな?」
「ノ・・・ノガッ」
「なにっ」
「キバニアの特性、さめはだ。触れた相手を傷つける。」
「くっ、油断した。だが戦える、あくにこうかばつぐんだからな。」
「誰が最後もキバニアといった?いけ、カゲボウズ!」
「えぇぇぇ・・・卑怯者!みず以外使うなよ・・・」
確かにそうである。
「卑怯で結構メリケン粉!勝てばいい。」
「戻れ、ノガ!」
ピカチュウは捕まえたばかりなのでHPはそれほどない。バットもその際に結構なダメージを受けている。するとここはナイトなのだが・・・
「む、どうしたのだ。お前の決定には従うぞ、どんなものでも。」
「・・・・・」
ロゥは黙ったままである。
「早く決めろ。死にに行くような戦いでも私は出るぞ、なぜなら私はお前の(ナイト)だからな。」
「そうか、すまん。いけ、ナイト。」
「そうでなくては」
「覚悟を決めたかい?カゲボウズ、ナイトヘッド」
「うわっ」
「ナイト!」
「心配するな、指示を!」
「よし、ねんりきだ!」
「ふんっ」
「カゲ~ッ」
「そんなものじゃカゲボウズは倒れないぞ。」
「もっと強い攻撃を・・・」
「おい、あと2発が限界だ。」
「よし。ナイト、めいそうだ。そして相手が2発目を撃つ前にねんりきだ!」
「了解だ!」
「ふん、ねんりきは無駄だ!」
「カゲ~ッ」
2発目のナイトヘッドがくる。
「くっ」
「よし、よくがまんした。ねんりきだ!」
「ふんっ」
「カ、カゲェ~。」
カゲボウズは倒れた。
「カゲボウズ・・・。ふっ、見事だ。めいそうでとくこうを上げ、ねんりきを放つとは…。よし、約束どおりこのつりざおとつり場は君のものだ。ちなみに名前は?」
「ロゥだ。」
「ロゥ君か、また近いうちに会うかもしれないな。」
「ふん、会った時はまた倒してやるぜ」
「楽しみにしているよ、じゃあ。」
釣り人は帰っていった。
「ん?ナイト、なにそわそわしてるんだ?」
「いや、進化しないかなぁ~と。」
「しねぇよ。」
「うるさい。」
「それはそうと・・・釣りしよっと。」
釣り糸を垂らし、腰を据えるロゥ。
「なぁ。」
「なんだ?」
ナイトに声をかける。
「お前って進化したら性格はそのままなのか?」
「分からん。そのままか、あるいは180度変わるかもしれん。」
「ふ~ん」(ビクッ)
「引いているぞ。」
「お、早速ヒンバスか?」
「コイ~ッ」
コイキングだった。
「ちっ」
「まあ気長に行けばいいじゃないか。」
「・・・おい、」
「何だ、さっきから。」
「いーや、なんでも。」
このあと5時間がかりでヒンバスが釣れることになろうとは誰も思わなかった。
つづく