四天王への道 番外編

 

番外編「変身!ナイトちゃん」
「のわぁ~っ」
「ん?なんだよ、朝っぱらから~」
「お前か、私にこんなものを付けたのは!」
「・・・あはっ、バレました?」
怒るナイトの頭の上にはリボンがついていた。
「はずさないか、早く!」
「やだね。」
「なんでだ!」
「それはですね、ナイトさん。調べたところによりますと、ポケモンは♀らしく育てるとより♀なポケモンになると文献に書いてありました。」
「!!」
「今回は『ナイトを女の子(♀)らしくしよう大作戦』というわけで、他のポケモンたちも協力してくれます。」
「ゴルバッ」
「ノガッ」
「ヒンッ」
「こいつら・・・おもしろがってるな・・・」
もう、流れに乗るしかないと思ったナイトだった。
「特別講師を呼んでます。バット、連れてきて。」
「ゴルバッ」
バットはどこかに飛んでいった。
30分後・・・
「ゴルバッ」
バットは一個のモンスターボールを持って帰ってきた。
「バット、ごくろう。」
「で、講師というのは誰だ?」
「ご紹介しま~す。そ~ら。」
ロゥはバットの持ってきたボールを投げた。中からは・・・
「コ~ン」
ロコンだった。
「どした?ナイト。」
「このロコンどうした?」
「ああ、うちに前からいたんだ。持って行こうかと思ったんだが忘れてた。名前はコンだ。」
「ふむ、私の先輩ということか。」
「コ~ン」
コンは、練習は厳しいぞ!という感じに鳴いた。
「じゃあがんばれよ、ナイト。俺達はあっちにいるから。」
「ああ、待て・・・」
「コ~ン、コン、コ~ン!」
「わかった、わかったよ。ロゥ、覚えていろ~」
一時間後・・・
「さぁ~て。いってみますか?みなさん。」
「ゴルバッ」
「ピカッ」
「ヒンッ」
「ノガッ」
「お~い、どうだぁ~」
「コーン!」
「荒、ご主人様❤」
「うげっ、どうした・・・ナイト・・・」
「お帰りなさいませ、ご主人様。」
「・・・・・おい、コン。なにを教えたんだ?」
「コ~ン」(ずるずる)
ロコンは『メイド特集』と見出しがついている雑誌を持ってきた。
「ちょっ、おまっ。それは・・・」
「さぁ、特訓あるのみですわ。四天王になるなんて朝飯前ですわね、ご・主・人・様。」
「よせ、やりすぎだ。気持ち悪い・・・」
「ゴルバッ」
「ピカッ」
「ヒンッ」
「ノガッ」
みんなも明らかに引いている。
「うぅ、一生懸命特訓したのに・・・ひどいです・・・」
「だぁぁ。泣くな、泣くな。だれか・・・助けてくださぁぁぁぁい!」
「おい、起きろ。」
「うぅ~、やめてくれ~。」
「コ~ン」(ボゥッ)
コンは火を吹いた。
「あっつい!」
「やっと起きたか。」
「あれ?言葉づかいが・・・」
「お前に石が当たって倒れたと聞いて駆けつけたんだ。」
「なんだ・・・夢かぁ~。コン。お前、メイド本はやめろよ。」
「コ~ン・・・」
ちょっと残念そうなコンであった。
「まぁいいや。ナイト、いつものお前が一番だってわかったよ。」
「?なんのことだ?」
「・・・なんでもない。いくぞ!」
「(ギラリ」」
木の陰からヤミカラスが様子を見ていたが、ロゥは気がつかなかった・・・
「ふふ~ん♪」
あの釣り人が釣りをしていた。
「総統!」
そこへ一人のある制服を着た男が近づく。
「プライベートはいかがでしたか?」
「面白い少年にあってな、一戦交えた。」
「そうですか、結果はどうでした?」
「手持ちもプライベート用だったので負けたよ。」
「それじゃあ仕方ないですね。ネオロケット団総統が子供に負けるわけありませんから。」
「そうとも限らん。」
「え?」
「いや、なんでもない。」
ネオロケット団とは一体・・・のちのち語られるだろう。
つづく